作 品 集     


こだわりの木造住宅
2012年
長崎市内に建つ木造住宅。
大工さんのこだわり住宅です。いまや当たり前になったプレカットなど利用せずすべて手刻みの在来工法です。ぜひリンクの写真集でご確認ください。

ASJ-3
2011年
ASJでの出会いで実現した鉄筋コンクリート住宅です。
永く住んでいただける住宅をめざし、スケルトンインフィル的な構造としています。風がスムーズに流れるよう開口を充分に確保するとともに南側の光を取り入れるプランとしています。近隣にのこる古い町家とも馴染むよう配慮しています。


ASJ-2
2010年
ASJでの出会いで実現した木造住宅です。
永く住んでいただける住宅をめざし、メンテナンスの容易さを考慮しています。光をふんだんに取り入れ、風がスムーズに流れるよう、中央に吹き抜けを配し、光と風を感じながら暮らせる家を目指しています。シックハウス対策ということもあり、1階は真壁の漆喰仕上げ、2階は杉板張りとしています。また、ホンダ製の太陽光発電システムを設置してあります。


T-BOX
2010年
コンクリート打放しの小住宅です。
分離発注方式を採用しており、分離区分は土工・コンクリート工事、大工工事、金属製建具工事、ガラス工事、電気設備工事、機械設工事としています。また、オーナー自ら施工できる部分はできるだけご自身で施工にたずさわりたいとのご希望もあり、間仕切り壁や建具、棚、カーテンなどの取り付けを行っていただくことにしています。ビル用サッシにペアガラス、無垢の30ミリのパイン系フローリングや壁を採用。新建材の使用は、風呂場天井のバスリブ、集成梁、デッキ屋根のポリカ波板のみ。1000万円を目標にしておりましたが、大きな開口や2棟案を採用したこともあり、3割あまりの予算オーバーとなりました。

長崎 某町の家
2008年
コンクリート打放しのテナント併用住宅です。
当初、鉄骨造も候補にあがりましたが、台風の被害を受けやすい地区だったため、コンクリート造としています。
道路拡幅に伴い敷地の半分以上を道路に取られたため、敷地の奥行きが5.5mと極端に狭くなってしまったなかでの設計で、奥行きの狭さを感じさせないような空間を目指しました。
また、コストバランスを考慮してほとんどの造り付け家具をやめ、コストパフォーマンスの高いIKEAの家具、照明器具を採用。室内はコンクリート打放しに木を合わせる事により、無機的でない空間にしています。

大村 日泊の家2
2007年
1000万円という限られた工事費でのコンクリート住宅を実現するため最小限の材料と設備のみで構成しています。しかし、ペアガラス、木造サッシの2倍以上の台風強度を持つサッシ、そして無垢の28ミリの杉板のフローリングを採用、ワックスも自然素材のオスモワックスを使用するなど、基本性能は手抜きがありません。
そのかわり2階の床張り、及びキッチンカウンター設置、ワックス塗布などはオーナー自身が施工することとし、設計段階では素人でも施工可能なように工夫しています。

母の家〜長崎 野母の家
2002年
長崎市野母町の野母港に面した敷地にある私の母の家。
私の考えるローコストの手法をいろいろな形で実験しています。
ローコストでも快適さが得られるのか・・・。
2005年5月、2階に収納を追加しました。

長崎 西坂の家
200X年
長崎港を見下ろす長崎市の高台にある斜面住宅。
斜面地を利用した住宅で、立体的な造園により、斜面地での新たな楽しみが発見できます。

長崎 常岡歯科診療所
200X年
長崎市内にある歯科の診療所。
90年ほど前に建てられた町屋で、中庭をもつ長崎の伝統的な町屋の形式を保っています。
これまで2階の診察室で診療をおこなってきましたが、患者さんの高齢化にともない安全性を考慮して1階でも診療ができるように部屋を改修。
中庭を眺めながらリラックスした気持ちで診療ができるような診察室をめざしました。

長崎 平瀬の家
200X年
斜面を背にして建つ高齢者同居の住宅です。谷間の沢に位置する敷地でしたが、3階建てにすることにより日当たりを確保しています。
建築としては7m角という大きめの2つの空間を3層にかさね階段室でつなげた構成です。

崎 滑石の家
2000年
在来木造工法の住宅です。
個室だけでなく、リビング、ダイニングまでも建具を利用して変化させることができます。
家族構成の変化だけでなく、季節によっても部屋を変化させて楽しむことができます。

長崎 高浜の家
1999年
在来木造工法の住宅です
個室や寝室は間仕切りがわりの建具を利用することにより家族構成の変化に対応できるようにしています。
地元の大工さんが建てることを前提として在来工法の木造住宅としました。
外壁は杉板、内部は昔ながらの漆喰塗の壁と大工さんが探し出してくれた35ミリ厚のホワイトウッドのフローリング仕上。
当初はOMソーラーシステムをインストールする予定だったのですが、大工さんが対応できないということで、クライアントと打ち合わせの上、断念。しかし、全ての部屋をほぼ南に向けていること、そして、適度な軒の出と庇代わりのバルコニーのお陰で、夏は涼しく冬は暖かいという理想的な住宅となっています。
もちろん、厚くて少しやわらかなフローリングが冬の日差しを吸収してくれていることも快適さの秘密です。
完全なソーラーシステムにはかないませんが、先人達の知恵を借りることにより適度な快適さが実現できました。
しかし、屋根の向き、形状が太陽の光を充分にうけること、かつ、オール電化住宅であったこと。そして、なによりもクライアントが少しでも環境に配慮したいということで、2000年末、太陽光発電システムを設置。当初の計画とは少し違った形での環境配慮型住宅になっています。

長崎 三原の家
1997年
長崎ならではの山の中腹に建つ鉄筋コンクリート造の住宅です。
敷地が車道より下にあるため、道路と2階屋上をブリッジでつなぎ駐車スペースとしています。