長崎　西坂の家　　　　

外観　玄関周り
山の造成を最低限に抑えるため、斜面から宙に浮いた形になっています。２階のリビングの高さは下の道路にある高圧線が景色を遮らない高さで設定しました。１階からももちろん眺めを楽しめます。家の底を見ながら庭の向こう側に行けるというのは斜面を利用した住宅ならではです。
外観　全景
下から眺めた状態です。写真は建築当初のもので山肌がそのまま見えています。住宅を支える柱を１本脚にしているのは家の底に暗がりをつくらないためです。また、逆スラブを採用しフラットな底面とすることでクモの巣などが張りにくいようにするとともに、スラブ上を配管スペースとして将来の改修などにも柔軟に対応できるよう考慮しました。
ＬＤＫ
リビングからの夜景です。長崎港が見渡せます。まだ、竣工前の写真ですので照明器具が仮付けの状態です。
和室
周辺の山を借景した和室。自然のまま残した木がいい庭になっています。