長崎 常岡歯科診療所    


外観
90年ほど前に建築された建物の改修工事。外部のデザインは建築家である院長先生のご兄弟のデザインです。車庫の入口の扉は改修する際にこちらでデザインしたものです。

待合室
室内は白で統一しております。椅子はカッシーナ製のものですが、高齢者の患者さんに合わせて脚をカットしております。カウンター前の小さな踏み台は幼児用にデザインしたものです。

待合室
窓側が道路に面しています。硝子の奥に見えている縦格子は、以前からのもので、道路側からは民家の風情を残しています。

玄関
受付カウンターはブラストガラス製。真正面に見える曲面の壁の部分は診療前に歯磨きをされる患者さんのための歯磨きコーナーです。

1階診療室
長崎の民家の典型で中庭を有した建築でした。改修の際、その中庭を見ていただきながら治療ができるようにするのが目的でした。

1階診療室 診療ブース
デンタルユニット正面にガラス窓があり、このような状態で中庭をみていただきます。サッシはこの建物のためにデザインしたものでとてもスリムなフレームで構成されています。

1階診療室
奥のスロープを下りたところが車椅子用の診療ブースです。車庫から直接バリアフリーで入ることができます。専用のトイレも設置してあります。

中庭
中庭から診療室を見た写真です。

中庭
中庭からモチベーションコーナーを見た写真です。

1階診療室
モチベーションコーナーから診療室を見た写真です。

モチベーションコーナー
ガラステーブルの下にはレントゲンフィルムを見るためのシャーカステンを設置していましたが現在は液晶ディスプレイを使用しています。

トイレ
木造の改修のため、柱などは極力残すようなデザインにしています。縦型の建築照明も柱を隠すためにデザインしたものです。

2階診療室
1階を改修するまえにリフォームした2階診療室です。パーテーションのデザインは1階を改修する際のベースになっています。