車のはなし:ローバー216iカブリオレ     


アーロン

いま、乗っている車がこの車。9年ものだっけの走行12000キロで手に入れた1995年式です。現在15万キロ。日本での生息数も減りmixiのローバーカブリオレコミュのメンバーも減り絶滅寸前。このページはローバー200シリーズファンにもみていただけるように作りました。

実はパサートVR6のオートマが壊れての乗り換えでしたが、もう一台のMGBも手放すことが前提だったので、4人乗りオープンを探して決めたのがこの車。MGBが好きでホンダファンだった僕にとってはホンダコンチェルトをベースにしたMGローバーの車で、ホンダエンジン搭載の壊れないイギリス車でかつ屋根がなくなったこの車は文句なし。VR6に変わって僕のところにやってきました。しかし、ボディの柔さはまさしくホンダ!その前の車がVWだったこともあり剛性文句なしで、パサートが堅木だとすると、こちらは柳どころか草同然(^_^;)。それも当然でただでさえゆるい車の屋根を切ってるんだから・・・。もっともこれは最初から覚悟をしていたので、それを少しでも補おうとずっと探していたのが前輪のストラット上部をつなタワーバー。しかし、古くてなおかつ不人気車だからなかなかパーツが無くて困っていたのですが、つい先日、RAV-4のものを加工すればつくという情報をmixi経由で教えていただいて、早速、中古をさがしだし購入(なんと2990円)。本日届いたので、早速、友人の整備工場の片隅をかりて取り付けて来ました。

 

で、取り付け開始。まずは当ててみます。長さはたしかにジャストフィットできました。しかしボルト穴はたしかに合いません。2箇所合わせると芯がズレるし、芯を合わせると3本とも加工が必要になる。ただずれ方が微妙で穴が干渉してしまうため、どうしたものかと思案・・・するまもなく、友人の整備士と顔を見合わせ、競技やるわけじゃないから2箇所止めれば充分!と意見が一致(2箇所留めの製品もあるわけだし)。で大胆にもハンドグラインダーを借りて切断しちゃいました。(半袖だったので、手に火花があたって少々痛かったのですが。)

  

で切断後取り付けたのがこのとおりでプレートブラケットとシャフトも一直線にとおり問題なし。ただし、ウォッシャータンクの取付部タワーバーとちょっとだけ干渉したのでノコでカットして取り付け完了。プレートのカット部分はシリコンを塗っておきました。そしてボンネットにもエンジンにも干渉しないのを確認して作業終了。

そして、試走!たしかに変わりました。ステアリングの感覚は一気にダイレクトになり、これまでの「ステアリングを切る>ボディがしなる>タイヤが横を向く>車が曲がる 」という動きが改善されました。きしみ音も軽減。もちろん、ボディ後半のゆるさは変わりませんが良しとしましょう。ちなみにこのストラットタワーバーは

FET SPORTSのRAV4 SXA10 3S 4WDで使用していたもとのことでした。